3月5日(水)
外務・防衛合同部門会議に出席しました。議題は①ウクライナ情勢②中国・昆明における事件③北朝鮮による短距離ミサイル発射の3案件について。
ウクライナ情勢をめぐって、日本政府は外務大臣談話を発表しましたが、プーチン大統領やロシア政府を直接非難する文言はなく、プーチン大統領との摩擦をできるだけ避けたいという思惑が見てとれます。
冷戦時代の再来かと世界が危機感を募らせ注視していますが、こんなとき日本の同盟国である米国とどのような連絡をとりあっているのでしょうか。問えば、オバマ大統領から安倍総理への電話は今のところ無し。
欧米各国首脳がロシアの人権問題を理由に、ソチ五輪開会式に欠席するなか、安倍総理は出席してプーチン氏を喜ばせました。ならば、安倍総理は一役かって出て、プーチン氏に直接働きかけたらどうでしょう。それも無し。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは3月3日の朝6時20分と6時30分。2発連続で発射されたわけですが、国民に伝えられたのはこの日の23時過ぎになってから。多くの国民は寝ています。なぜこんなに長い時間情報が隠されていたのでしょう。
危機管理体制をしっかりやるため国家安全保障局NSCが設置されたはずですが、その成果は如何に?