10月31日(金)
昨夜、安倍総理は、日本政府代表団と北朝鮮の特別調査委員会との協議について記者会見を行いました。しかし、まったく中身のない会見でガッカリしました。
本日、早速、民主党拉致対策本部総会を開催し、外務省の説明を聞きましたが、出席者一同は落胆と失望一色でした。家族会、救う会、調査会の皆様は、もともと今回の訪朝には懐疑的、慎重だったこともあり、やはり北に利用されたではないか…疑念と怒りが噴出しました。
今回、北朝鮮はマスコミの取材を許可し、自分たちがいかに真摯に丁寧に取り組んでいるかをアピールしていました。おそらく国連など国際社会に対するアピールでしょう。しかし、肝心の拉致被害者に関する情報は何一つ成果がなく終わったようです。次回の日程についても決まっていません。
一日千秋の思いで朗報を待つご家族の皆様は心中いかばかりでしょう。今回の訪朝を政治決断した安倍総理にはぜひ説明責任を果たしてほしいと思います。