11月4日(火)
先週、労働者派遣法改正案が本会議に上程され、いよいよ厚生労働委員会において審議が始まるというその冒頭に、いきなり公明党から修正案が示されました。
政府と与党は一体であり、法案が国会に提出される際には、当然、政府と与党の間で合意され、その内容で閣議決定されています。
公明党がもちかけた修正案について、自民党の理事は承知していないとのことで、自民党と公明党も一体になっていないことが露呈しました。一体どういうことなのでしょうか。そもそもこの法案が欠陥商品だったと認めているようなものです。
審議が始まる前に、修正案を検討するなどということは前代未聞であり、そんなでたらめな法案ならもう一度最初から出し直すのが筋でしょう。