3月26日(木)
平成27年度のNHK予算が本会議採決されました。昨日の総務委員会では、我が党は審議不十分だと主張しましたが、強行に採決が行われました。
NHKは、政府から独立して受信料によって運営され、公共の福祉と文化の向上に寄与することを目的に設置された公共放送事業体です。
度重なる籾井会長の問題発言や行動を通して、果たして公共放送のトップにふさわしいのか大きな疑問をもたざるを得ませんでした。国会に参考人として呼ばれても、真摯に正直に答弁しようとする姿勢は見られず、各党会派の理解を得ようとする努力も見えませんでした。採決では、民主、維新、共産、生活、社民が不承認を表明しました。
この期に及んでも、与党はなぜ籾井会長を擁護するのか、その資質に疑問をもたないのか、不思議でなりません。NHK予算は国会において全会一致の承認を原則としているのに、2年連続でそうならなかったことを、ぜひ真摯に受け止めて頂きたいと思います。