6月18日(木)
本日、予算委員会が開催され、年金情報不正アクセス問題・安全保障等の集中審議が行われました。政府・与党は「漏れた年金」という言葉を使いたくないようです。必要以上に国民の不安を煽るから、というのが理由のようです。
8年前、我々民主党が追求して「消えた年金」5千万件の問題が発覚、国民の年金不信は頂点に達しました。その後、民主党政権はこの問題の解決を最優先にし、厚生労働省だけに任せないための第3者委員会や総務省にもチェック機関を設置するなど総力をあげて取り組みました。
いま残り2千万件の記録が宙に浮いたままになっており、その上に今回の事件が起こってしまったわけですが、安倍政権は安保法制の見直しに血眼になる前に、まだ解決されていない宙に浮いた年金問題や今回の125万件もの「漏れた年金」問題に責任をもって取り組んでほしいと思います。