6月30日(火)
本日、本会議で今国会の重要法案の一つである「農業協同組合法等の一部改正案」が採決されました。
安倍総理は「60年ぶりの農協改革」と高らかに宣言されましたが、今回の農協法改正により、なぜ強い農業がつくれるのか、なぜ農家の所得が増えるのか、農作物のブランド力をどう強化するのかなど、抜本的なことが全く見えてきません。
中央会制度の廃止や農業委員会の公選制の廃止、農協の理事を認定農業者に限定することなどは全く焦点がずれた政策であり、長年の自民党の猫の目農政のツケをごまかそうとしているとしか思えません。
私たち民主党は、農業者戸別所得補償法案やふるさと維持3法案を提出し、政府案に反対しました。