1月14日(木)
平成27年度補正予算案が、本日、衆議院本会議で採決。自民、公明の賛成多数で可決されました。3.3兆円の補正予算は、一言で言えば参議院選挙目当ての壮大なバラマキ予算です。
一億総活躍社会の名の下に、選挙直前の5月と6月に、低年金の高齢者1100万人への一回限り3万円のバラマキ。米国大統領選挙の行方次第では、発効するかどうかも分からないTPPの対策費に3,100億円のバラマキ。
消費税の軽減税率をめぐっても迷走が続きました。食料品などの税率を8%に据え置くためにかかる1兆円の財源について、社会保障を4,000億円削り、残りの6,000億円は財源確保のメドさえなく、公明党のご意向を尊重してバラマキ。
ところで、「我々は与党でも野党でもない」と宣言していた「ゆ党」のおおさか維新は、この予算案に反対しました。今日は野党だったのですね!?本会議場の与党席と野党席、両方から失笑が漏れていました。