4月8日(土)~9日(日)
トランプ大統領と中国の習近平国家主席の会談が注目されるなか、米政権がシリア中部の空軍基地を巡航ミサイルで攻撃したとのニュースが飛び込んできました。過去の歴史に学べば、戦争は常に突然始まりますが、同盟国である我が国政府は米国から事前通告があったのか、なかったのか。官房長官の記者会見では明らかにされませんでした。
安倍総理は「米政府の決意を支持する」と述べ、拙速に日本の立場を表明しましたが、まずは米側がどのような経緯で突然の攻撃に出たのか、冷静に分析し、国際法との関係、米露の新たな対立や中東の不安定化、ISの動きなど、この先の展開について慎重に見極めるべきだと思います。
最初は小さな火種であっても、やがてどんどん拡大し、泥沼化していくのが戦争です。緊張感をもって国政にあたりたいと思います。