5月17日(水)
森友学園問題と同じように疑念が消えない学校法人加計学園獣医学部新設の問題。一部報道によれば、獣医学部新設は、52年ぶりのことであり、政府が進める国家戦略特区の指定を受けて決まったものですが、実は「総理の意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと書かれた記録が存在していることが判りました。
もっとも、現段階において文科省はその文章の存在を含め確認していないと言っていますが、今日の文科委員会とその後、我々野党が強く要請し、開催に至った文科委員会理事懇において速やかに調査し、委員会に報告することを確認しました。
普通に考えて、来年4月の開学というのは時間的にも無理があります。森友学園の問題しかり、この件も安倍政権による政治の私物化が疑われるものであり、総理の親しい友人等を優遇して政策が捻じ曲げられている気がしてなりません。忖度や隠ぺいせざるを得ない官僚は、むしろ犠牲者なのかもしれません。