6月1日(木)~2日(金)
本日の本会議で天皇陛下の退位を実現する特例法案が可決され、参議院に送られました。法案は来週中にも成立する見通しです。
今回の特例法案は、昨年8月8日の陛下のお言葉を受け、国会において議長、副議長のもとに各党各会派が集い、真摯に議論を重ね、立法府の総意として取りまとめられました。いろいろありましたが、国民を代表する国会の総意形成ができたことは大変意義深く、憲政史上に残る成果だと思います。
今回の法案によって、陛下の退位、皇嗣の即位が実現しますが、一方で、皇位の安定的継承や皇族数の減少といった現実に差し迫った重要な課題についてもしっかり向き合い、対策を講じなければなりません。我々民進党は、女性宮家の創設に関して積極的に議論すべきと求めてきました。ぎりぎりのところで付帯決議に明記することが出来ましたが、今後の対応が肝心です。
皇室の弥栄を祈念し、両陛下、皇族方のお気持ちをくみ取りながら、国家の基本に関わる象徴天皇制を支えるため、私も引き続き努力してまいります。