6月8日(木)~9日(金)
加計学園の獣医学部新設をめぐり、「総理のご意向」などと記された文章について、松野文科大臣は追加調査をすることを記者会見で発表しました。
我が党は、3週間以上前から求めており、遅すぎる!と怒鳴りたい気持ちはありますが、強気一辺倒だった安倍官邸が国民世論に応え、再調査することを発表したことは率直に評価したいと思いますし、松野大臣は真面目な方ですから、この間、官邸との板挟みで、さぞや苦しかったことと推察します。
しかし、徹底的な調査をすると松野大臣は仰いましたが、本日開催されたわが党の会議において文科省は、これまで明らかになったメールや文章の存否や真偽について、名前が記載されている職員への確認は、今すぐやらない。「来週会期末を迎える。それまでに調査結果が出るのか?」と質問しても、「それはお約束できません」と逃げる始末。。。
また、いつものパターンですか??時間稼ぎして、国会の閉会を待ってから発表するつもりですか??
我が党は文科省を悪者にはしていません。「官邸の最高レベルが言っている」として行政を歪めたのは内閣府であり、安倍総理の「腹心の友」のために、圧力をかけられた文科省はある意味、犠牲者だと思っています。
さらに歪められたのは文科行政だけではありません。先日の森ゆうこ参議院議員の質問で、官邸や内閣府から相当なプレッシャーをかけられた今治市の行政も国の圧力によって歪められたことは明らかになりました。
長いものに巻かれてはなりません。権力者におもねず、権力者の隠蔽やごまかしに騙されない、厳しい目を持たねばなりません。
アメリカでは、トランプ大統領がFBIの元長官コミー氏に圧力をかけて司法に介入しようとしていたのではないかと、国民も、メディアも厳しい目を向けています。
正直者が馬鹿を見る世の中にしてはなりません。民主主義が問われています。真実が明らかにされるまで、わたしも粘り強く頑張ります!