6月14日(水)
我が郷土の偉人、生涯を捧げて大漢和辞典を編纂した諸橋轍次博士の座右の銘です。
議会で多数をもちながら、自民党はなぜ大道を行かないのか。なぜだまし討ちのような姑息なやり方で強行採決へと突き進むのか。国論が分かれ、国際社会からの批判も上がり、そして、何よりも、まだ法案の内容について理解できていない国民が多数いるからこそ、議会での丁寧な議論が大事なのに。なぜこんなに急ぐのか。かつての自民党ならこんな暴挙はしなかった。もっと自由闊達な明るさ、大らかさがあった。
委員会での審議が終わらないままに、本会議でいきなり採決するなら、委員会も、国会も、議員も、議論も、要らないということです。私たち日本国と先人が大切にしてきた民主主義を、国会議員が自ら否定し、立法府をぶち壊す、本当に愚かな、悲しい行為です。
加計学園の問題追及がそんなに嫌なのか。公明党の委員長のメンツを守るためなのか。都議選への影響なのか。理由はどうあれ、大道を避け、策を弄して国民を欺く安倍政権が目指す道には、国民を照らす一灯の明かりもなくただ暗闇だけ。