12月20日(水)
政府は米国製の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」2基の導入を決めました。北朝鮮の弾道ミサイルに対処するため、海上からのイージス艦に加えて陸上での迎撃を強化することが目的とされています。1基800億円とも1000億円とも言われていますが、米国の言い値で決まる可能性が高く、本当に迎撃できるかどうかも分かりません。
トランプ米大統領は、11月に来日した際「日本が大量の米国製武器を購入すれば、ミサイルを上空で撃ち落とせるようになる」と発言しました。沖縄県宜野湾市の小学校のグランドに米軍のヘリコプターの窓が落下しても、たいした抗議はせず、早々に米軍の飛行再開の方針を容認しました。ひたすら米国にご機嫌取りしているようにしか見えません。