6月25日(木)
本日、「政府に対する新潟県の要望」説明会が開催されるため、久しぶりに上京しました。佐久間副知事らから県の要望や課題について説明を伺い、意見交換をさせて頂きました。例年、もう少し早い時期に行われるのですが、今年はコロナの影響で本日の開催となり、政策課題も地方財源の充実や医療体制の維持等、コロナ禍で生じた課題も反映されるものでした。
私からは、安倍総理が「空前絶後」と称する2度の補正予算が自治体にとって使い勝手のいい必要な予算となっているのか確認したほか、感染者を83人に抑えることができたのは、県知事はじめ職員、県民の努力と協力があったからであり、改めて感謝を申し上げました。そして、コロナ禍において首長の判断は重く、影響が大きいことを県民は実感したと思う。これからも国の言う通りにするのではなく、県独自の判断をしてほしいと要望しました。
佐久間副知事は、県のコロナ対策の一例として、卓球スクールでクラスターが発生した際、濃厚接触者を特定し、全員のPCR検査を行う徹底したクラスター対策を行ったほか、医師が必要だと判断した人はすべて検査するなど、積極的な検査体制を取った結果、当初は感染者数が増加したが、その後は、抑え込むことができたと説明をされました。
感染者数が増えるという理由でPCR検査に消極的なところもあったなか、徹底した検査体制を敷いた新潟県の取り組みは、感染拡大を防ぎ、県民の命を守るためであり、率直に評価したいと思います。第2波、第3波も予想されるなか、引き続き、県側としっかり意思疎通し、連携していきたいと思います。