会場の外が盛り上がってしまった五輪閉会式。

8月12日(木)

8日に開催された閉会式をもって、東京オリンピックは閉会しました。出場された選手の皆様の健闘に心から敬意を表したいと思います。

老若男女、多くのご声援をいただき、夏の下田を街宣!

ただ、新型コロナウイルスの新規感染者は、連日、過去最多を更新し続けています。

菅総理は、「五輪が感染拡大につながっているとの考え方はしていない」と発言しました。

たしかに直接的にはつながっていないかもしれませんが、閉会式中の国立競技場周辺に大勢の人が密集して集まった様子を見ても、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長が「オリンピックをやるということが人々の意識に与えた影響はあると思う」と国会で指摘されたとおりだと思います。

さらに、バッハIOC会長が閉会式翌日の9日に銀座の街を散策したことも、政府は問題視していませんが、不要不急の外出を控えてきた人々の意識に悪影響を与えたことは否めません。

24日からは東京パラリンピックが開催される予定です。

五輪は感染拡大につながらなかったと強弁するばかりでなく、オリンピックにおける対応をしっかり検証して不備を直すとともに、人々の危機意識を喚起し、感染症対策に今一度向き合ってもらうよう、強力なメッセージを発出することが必要です。

また、菅総理は広島市の平和記念式典の挨拶で原稿の一部を読み飛ばし、長崎市の平和記念式典に1分遅刻しました。式典を大事にされている方々からすれば非常に残念に感じたことでしょう。

お疲れや事務的なミスがあったかもしれませんが、式典の意義と平和への思いを改め、気を引き締めていただきたいと思います。

JP労組新潟県央支部定期大会でご挨拶させていただきました。

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