12月6日(火)
本日、国会に復帰しましたが、いきなり厳しい局面に直面しました。いわゆるカジノ法案が衆議院本会議で、自民党や維新の会などの賛成多数により可決されました。我が党は、中身も決め方もでたらめなこの法案に対して、満身の怒りを込めて退席し抗議を表明しました。
そもそもこの法案は、政府が提出した閣法ではなく、議員立法です。だからこそ、超党派で合意を得ながら進めるべき法案でした。今回のやり方は、そのルールを逸脱していて、あまりにも無謀だったと思います。政権与党の公明党でさえも、異例の自主投票となり、賛否が割れ、混迷を深めました。山口代表自身も、記者会見で「国会審議のなかで十分に議論を尽くすこともあってしかるべきだった」と述べられました。
賛成した日本維新の党の幹部は、ギャンブル依存症対策は国がしっかり予算をつけて取り組むべきだ、という趣旨の発言をしていましたが、意味がわかりません。国が、賭博やギャンブルを推進しておきながら、国民の税金で依存症対策をすればいいなんて、あまりに無責任であり、開いた口がふさがりません。