2月23日(木)~24日(金)
国民の財産である国有地が、いつの間にやら超格安で払い下げられていたことが発覚しました。
財務省近畿財務局が、学校法人森友学園に対し、不動産鑑定価格9億5600万円の土地を、ゴミ撤去費等8億2200万円を差し引いて、1億3400万円という超格安で売却していたのです。
しかし、国は、ゴミが何であるのか、どのくらい埋設されているのか、そのゴミはすべて処理されたのか、直接、確認していないとのこと。業者選定の入札さえ行われていない上に、見積もりも非常に曖昧。これら疑惑に関して、この学園の校長の発言も二転三転しているようです。この学園を、前代未聞の特別扱いにした理由はいったい何なのでしょうか。
財務金融委員会や予算委員会等で、麻生大臣は、適正な価格、手続きで処分されているから問題ない、調査する必要もないと繰り返すばかりですが、国民の皆さんはこれで納得できるでしょうか。
森友学園は、学校建設のために「安倍晋三記念小学校」名で寄附金集めし、その名誉校長には内閣総理大臣夫人の昭恵さんが就任しているそうです。しかし、財務状況等にも懸念があり、持続的に学校経営できるか疑問視されています。
「認可」が正式に決まっていない学校の金集めに、安倍総理、昭恵夫人の名前や肩書き、立場が利用されたとするなら、安倍総理はもっと怒るべきではないでしょうか?国会と国民が納得できる徹底的な調査と説明をすべきです。そうでないと、背後で様々な政治圧力や便宜供与があったのではないか、と疑わざるを得ません。しっかりと疑惑に答えて頂きたいと思います。