2月10日(土)~13日(火)
本日、所得税法案・国際観光旅客税法案が衆議院に提出されました。
所得税法の改正は、サラリーマンの給料の税金計算で認められていた控除が一部なくなることから、サラリーマン増税に他なりません。昨年の総選挙前には増税すると一言も言わなかったにもかかわらず、選挙が終わったとたんに、国民に負担を強いる改正を行うとはどういうことでしょうか。
たばこ税についても、税率を1本あたり3円引き上げるだけでなく、加熱式たばこを大幅に増税することとしており、健康の観点等により検討されたものではありません。
国際観光旅客税は、来年1月7日から日本を出国する際に一人1,000円徴収するものです。出入国をスムーズにする等、観光政策にもっと注力することも重要ですが、きっちりと使い道を限定し、無駄な事業や政治家のお友達周辺に大事な税金が使われるようなことがあってはなりません。
徴税の最高責任者である佐川国税庁長官は、未だ国会への出席から逃げ、説明責任を果たさぬまま。一方で国民からはとりやすいところから徴税する安倍政権。今後の審議でその姿勢を厳しく追及していきます。