4月27日(月)
いよいよ今日から補正予算案の審議入りです。国難ですから、与野党が協力して審議を前に進めていくことで合意していますが、歳出総額25兆円を超える予算の中身が真に必要な所に届くのか、最前線で奮闘している医療従事者や生活困窮者の命を守るために十分なものになっているか、また、経済的な理由により学業の継続が困難になっている大学生への対策はどうか、丁寧に議論していく必要があります。
衆議院静岡4区の補欠選挙は、自民党公認の新人が圧勝しました。投票率は34%、前回衆院選より20%近く下がりました。緊急事態宣言下では、どの候補者も有権者と直接触れ合う機会を持てず、有権者にとっても人物や政策の評価が難しい選挙だったと思います。外出自粛が呼びかけられながら「投票に行って下さい」と言われても、どうしたらよいのか戸惑う人も少なくなかったと思います。新潟県上越市でも市議会議員選挙が行われ、女性が過去最多の7人立候補して全員が当選したのは、大変嬉しいニュースになりましたが、こちらも投票率が前回よりも7%下がりました。このような時期に選挙をすることは、安倍総理が言う「民主主義の根幹」として妥当なのかどうか、改めて疑問をもちます。公明党の選挙延期の提案については理があると思います。