5月23日(金)
今国会の会期末6月22日まで残すところあと1ケ月となりました。私が所属している文部科学委員会では、政府提出の法案は残り1本のみで、今日その法案「学校教育法及び国立大学法人法の一部改正」が審議入りしました。内容は大学の学長権限強化、ガバナンス改革です。
終盤国会に入り、厚生労働省がミスを連発しています。参議院本会議において、議員に配られた法案の趣旨説明資料が、大臣が読み上げる資料と異なっており、大ブーイング。職員のコピペによるミスだったそうですが、田村厚労大臣、安倍総理は激怒したそうです。この職員は処分されるでしょう。
厚労省は、他にも大きなミスをしています。派遣法改正案の罰則規定を「懲役1年以下」と表記するところを「懲役1年以上」と誤記していました。私自身、国会議員10年を過ぎましたが、このようなミスは初めてで、全く信じがたい。安倍政権、対国会において緊張感が欠落し、緩みが出てきているように思います。半分は非力の野党に責任があるのかもしれませんが。