10月23日(木)
本日衆議院災害対策特別委員会が開催され、土砂災害防止法の一部を改正する法律案について質疑が行われました。
平成16年10月23日、17時56分。新潟県を最大震度7の地震が襲い、68人の尊い命が失われ、約12万棟の住宅が被害に遭いました。
震災直後は、崩壊した家や道路、崩れた山々を目の当たりにし、ただただ呆然とするばかりでした。しかし、私に与えられた使命を果たすために、ほんのわずかな力かもしれませんが、必死に支援要請をお願いした事を思い出します。
新潟の10月と言えば、朝晩の寒さも厳しくなる頃。避難所の皆さんも寒さと空腹で明日の事すら見いだせない中で、崩落した土砂の中から奇跡的に2歳の男の子が救出されたというニュースが流れました。皆、自分の身内の事のように喜び、前向きに頑張ろうと勇気づけられました。
あの時の2歳の男の子も中学一年生となりました。元気な姿をテレビで拝見しましたが、本当に良かったです。
当時全国各地、世界各国からボランティアに駆けつけて頂いた皆様、応援して下さった方々に、私も被災者の一人として、改めて心から感謝致します。ありがとうございました。