3/24(火)
沖縄県の翁長知事は昨日、米軍普天間飛行場の辺野古への移設に伴う海上作業を1週間以内に停止するよう、防衛省沖縄防衛局に指示しました。
これに対し、菅官房長官は記者会見で、政府に瑕疵はなく、引き続き工事を進めていくと述べ、さらには、この期に及んで甚だ遺憾だと翁長知事に対し、強い不快感を示しました。
昨年11月の知事選で翁長氏が当選してから、これまでの間、知事から要請があるにもかかわらず、安倍総理や菅官房長官は一度も面会したことはなく、また、平成27年度予算では沖縄振興予算を5年ぶりに減額するなど政府の沖縄を突き放した対応が一層、事態を悪化させていると危惧しています。加えて、地方創生、地方主権と言いながら、沖縄の声を完全無視する態度はおかしいではないでしょうか。
沖縄の声に耳を貸さず、作業に突き進んできた姿勢を改め、沖縄県民に寄り添い、沖縄県民の理解が得られるよう努力することを政府に求めます。