6月22日(月)
政府・与党は今国会を9月27日まで延長することを決めました。
今日の午前中も、安保法制関連法案を審議する特別委員会で参考人質疑が行われ、ここでも、参考人として意見を述べた元内閣法制局長官が「従来の憲法解釈を相いれず、憲法違反だ」と政府案を厳しく批判しました。
先週末の共同通信による世論調査でも、安保関連法案に関して「憲法に違反していると思う」との回答が56%を超え、「安保法案に反対」と答えた人は58%を超えました。
過去最大幅の95日間という長期間延長してみても、国民の理解は得られないでしょう。
憲法学者や歴代自民党政権を支えた官僚、かつての自民党国会議員も、疑問視、批判している法律案です。ここは会期延長ではなく、潔く撤回し出直した方が良いと思います。
違憲とされる法案を、無理やり押し通すための会期延長など認める訳にはいきません。我々民主党は、議長に対して抗議を申し入れ本会議を欠席しました。