2月16日(火)
我が党の「安倍内閣口利き疑惑追及チーム」が、甘利前大臣をめぐる問題で、UR(独立行政法人都市再生機構)と千葉県の建設会社との補償交渉について真相究明を続けています。
甘利事務所の秘書が補償額について20億円!を提示するよう提案し、見返りにレクサス!!をおねだりするといった生々しい音声データが公表され、いよいよ疑惑は深まるばかりです。
安倍政権・自民党は証人喚問要求を拒絶し、そうこうしているうちに渦中の甘利前大臣は、睡眠障害を理由に一ヶ月の自宅療養のため国会を欠席することになりました。
あっせん利得罪が成立するかどうかは刑法上の問題なので、最終的には司直の手で徹底的に曝かれるべきでしょう。同時に、URは政府の全額出資で成り立っている公的機関で、その資金は国民の税金なのですから、国会にはURがデタラメな仕事をしないように厳しく監視する責務があります。
それなのに、UR幹部の態度といったら!URが建設会社側に補償金を支払った期日について「個人情報」を理由に開示を拒むなど、とんでもありません!補償額は公開され、会社側が受領期日を公表しているのに、「個人情報」であるはずがありません。まさにその日に甘利事務所に献金があったから隠蔽しているのか。それとも政治的圧力があったのか?
「一強多弱」といわれる中で、安倍政権・自民党が傲慢と驕慢に陥っています。これを正すには、野党が一丸となって、次の参院選で鉄槌を下すほかありません。野党は、内輪揉めや足引っ張りを続けている場合ではないのです。