4月5日(火)
TPP法案が衆議院で審議入りしました。交渉参加以来、我々野党は情報の公開を求めてきましたが、政府は、閣僚級協議や事務レベル協議の記録は作成していないから出せないと返答していました。ところが、一転して、議事録はあったとのこと。一体ぜんたい何が本当なのでしょうか。不信感でいっぱいです。
衆参農林水産委員会において、「重要5品目は除外又は再協議すること」「聖域の確保を最優先」し、「それが確保できないと判断した場合には。脱退も辞さない」と与野党一致して国会決議を行ったはずです。しかし、結果は、聖域である重要5品目は、除外にも再協議にもなっていませんし、約3割の品目で関税削減または撤廃される結果となっています。協定は国会決議に違反するものであるし、日本の国益が守られたのか、疑問をもちます。
「聖域なき関税撤廃を前提とするTPP協定参加に反対。」「ウソつかない TPP断固反対 ブレない 自民党。」総選挙の時、自民党候補が得意満面に語っていたフレーズ。ぜひ我々野党や国民、自民党に騙されたと怒っている農家の皆さんに対して、ぜひ納得いくように説明してほしい。