4月7日(木)
今年2月ニュージーランドで行われたTPP署名式。甘利大臣の代理として、我が国を代表して出席し署名したのが高鳥修一内閣府副大臣でした。高鳥氏は、かつて自身のブログに「私はTPPについて国家主権の放棄であり、平成の開国どころか売国だと考えている。政治家の中にもいろんな考えや判断があるけれど、TPP問題は日本を守る断固として決意のある保守政治家か否かのリトマス試験紙みたいなものだ」(2011年5月11日)
「私はぶれずに主張します。TPPは平成の売国!」(2012年11月21日)と主張していました。
その高鳥氏は、今、内閣府のTPP担当副大臣として、まさに今国会最重要課題であるTPP審議の最前線に立っています。5日夜に開かれた民進党のTPP関連の会合に呼ばれたのをサボタージュして同僚議員のパーティーや自身の食事会を優先させたことが大問題となり、昨日のTPP特別委員会の開会は当初予定から5時間以上ずれ込みました。
高鳥副大臣の公式ブログには「安倍晋三直系、自民党真正保守派」とアピールされていますが、一刻も早い国会承認を目指す安倍総理は、さぞかし気を揉んだでしょうね。