3月17日(月)
横田めぐみさんのご両親が、モンゴルのウランバードルで、めぐみさんの娘さんと面会したと発表されました。めぐみさんに似ているお孫さんと会えた喜びは、いかばかりだったでしょう。拉致問題の全面解決、すべての拉致被害者救出につながることを願うばかりです。
ただ、かつて「血の同盟」であった中国との関係がギクシャクしている北朝鮮の真の思惑は何なのか。本当に真剣に拉致問題に取り組む意図があるのか。日本から制裁緩和や経済支援を引き出したいための見返り戦術なのか。よく見極めていかなくてはなりません。
日本政府は、拉致、核、ミサイルを一体とし、米国や韓国と足並みをそろえて北朝鮮に圧力をかけてきました。北朝鮮が日米韓の連携にくさびを打ち込むことを狙っているとすれば、その戦術に乗ってはなりません。一喜一憂せず冷静に分析していく必要があると思います。