4月4日(金)
本日、午後の本会議で「日本・アラブ首長連邦原子力協定」と「日本・トルコ原子力協定」が可決しました。
福島における原発事故の災禍や汚染水処理問題がいまだ続いている現状などに鑑み、原発を海外に輸出することはやめるべきだとの意見が党内に根強くあり、意見集約に時間がかかりました。また、他の野党はすべて反対するのに、なぜ民主党が政府・与党に協力するのか、といった政治的理由での反対論もありました。
そのうえで、国際協力の視点を考慮し、そもそもこの協定は原発輸出を目的とした協定ではなく、核不拡散、原子力の平和的利用のための協定であり、政権与党の時代にもこうした二国間協定を進めてきた経緯から、賛成することを決めました。
本会議を欠席した議員や採決時に席をはずした議員がいましたが、苦しい決断であったことは間違いありません。