4月9日(水)
文部科学委員会が開かれ、冒頭、下村大臣から発言があり、先日の私の質問に対する答弁を訂正し、お詫びすると表明がありました。
私は、去る2月21日の文部科学委員会一般質疑で、「教科書検定の改善」では「閣議決定その他の方法により示された政府の統一的見解や最高裁判所の判例がある場合には、それらに基づいて記述がされていることを定める」とあるが、歴代内閣が継承してきた村山内閣総理大臣談話は、ここで言う「政府の統一的な見解」に該当するのか?と問うたところ、
下村大臣は、村山内閣総理大臣談話、河野官房長官談話自体は閣議決定されたものではない。検定基準における政府の統一的な見解には当たらない、と答弁しました。
今日、改めて、村山内閣総理大臣談話は平成7年8月15日に閣議決定されたものであると訂正しましたが、安倍政権は歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいると言っているわりには、こんなに重い事実を誤認していたというのはあまりにお粗末です。