5月30日(金)
日朝政府間協議において、北朝鮮が特定失踪者を含む日本人について再調査を実施することが合意されました。こう着状態にあった拉致問題が解決に向けて一歩前進することを期待します。
2008年にも北朝鮮は再調査を約束しながら、今日まで履行されていないわけで、今回、本当に北朝鮮が合意事項を着実に履行するか慎重に見極めなければなりません。行動対行動の原則を順守し、北朝鮮の行動の成果があってはじめて制裁の段階的解除をすべきです。
また、日米韓の連携にくさびを打ち込みたいとする北朝鮮の思惑にはまることなく、引き続き米国、韓国は連携を密にとり、全国民の悲願である拉致問題の一日も早い解決に向けて取組んでほしいと思います。