6月19日(木)
民主党の「戦略的な日韓関係を築く議員の会の勉強会」に出席し、北朝鮮問題の専門家である伊豆見元先生の講演をお聞きし、議論しました。
米朝関係、中朝関係の改善が見込めない中で、北朝鮮は対日交渉に大きく舵を切りました。しかし、日本側、北朝鮮側、双方ともに本当に相手が約束を履行するのか、相互不信の上に先の合意が成立しているわけで、危うさがあります。
「行動対行動」=ギブ&テイクということですから、北は、拉致の調査を再開したら、当然、日本も具体的な行動をとり、総連本部問題の解決やODAなど経済支援の再開を強く要求するでしょう。
先の日朝合意を中国はどう見ているか、そしてどう動くのか。韓国は?米国は?様々な角度から検証し、丁寧に交渉を進めていかなければなりません。