7月31日(木)
民主党本部で両院議員懇談会が開催されました。冒頭、海江田代表が挨拶と報告に立ち、この1年の取り組みと成果について述べ、熟慮の上で引き続き代表として頑張る決意だと発言されました。
その後、約3時間半にわたって厳しい議論が続きました。努力は認めるが、成果は出ていない。支持率も低いまま。来春の統一地方選挙、いつあるかわからない解散総選挙、参議院選挙に勝つためには人心一新、1年前に自ら出処進退を述べたのだから、代表選挙を前倒して党員・サポーターに信を問うべきだという意見が半分。残りの半分は、民主とはバラバラ感を批判され信頼を失った。今、代表選挙を前倒す必要はない。海江田代表を支えるべきだという意見。
議論を受け、最後に海江田代表が発言され、続投し任を全うすることを再表明、党員・サポーターを含めた代表選挙前倒しについては今後検討することを付言されました。
30数名がいずれも強い危機感をもって意見を述べたこと自体、海江田代表の求心力が厳しく問われていると感じます。私自身は執行部の一人であり正直悩ましいのですが、国会や選挙における野党共闘体制、巨大与党と厳しく対峙するための戦略等を明確に示せていないことに強い危機感をもっています。