11月16日(日)
急激な解散風で目が回るように忙しいのですが、一つのニュースが気になっています。
大学生の笹崎里菜さんが日本テレビを相手取って起こした裁判のこと。
笹崎さんは、銀座のクラブホステスのバイト経験を理由にアナウンサー職の内定を取り消され、それを不服として提訴しました。
内定取り消し文書には「貴殿の経歴はアナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない」と書かれていたといいます。
日本テレビのアナウンサーともなれば、全国ネットでニュースを読むわけですから、TVカメラの前で喋る言葉の一つ一つが大きな影響力を持ちます。
そういう意味では、採用人事は重要だと思いますが、果たして銀座でホステスのバイトをしたことが、アナウンサー失格になるほど不純なことでしょうか。
世の中はもの凄いスピードで変わっています。
アンケートをとれば、生まれ変われるのだったら女性がいいと答える人が多数派を占める時代になりました。
アナウンサーになるために、勉強だけではなくて、いろんな経験を積み広い視野で語れる人のほうが私は好感をもちます。