11月21日(金)
本日、衆議院が解散されました。伊吹議長が解散詔書を読み上げている途中に「バンザーイ!」と叫ぶ人達が大勢いたのには驚きました。お粗末です!
フライング万歳付きのフライング解散。大義なき解散で700億円もの国費を投ずる暴挙に対する抗議の意味も込めて、私たち民主党は起立だけして万歳はしませんでした。これまで4期11年、何度かこバッチを外す日を経験してきました。身震いしたり、鳥肌が立つような高揚、緊張を味わったものですが、本日の解散ほど白けた、無意味なものはありません。
私は、アベノミクスのリスクを国民の皆様に明らかにして、ストップをかけるための選挙だと訴えて参ります。行き過ぎた金融緩和による急激な円安、輸入品の高騰によって家計は大打撃を受けています。賃金の伸びは物価上昇に追い付いていません。国民の皆様が安心して、希望をもって働けるようにならないかぎり、個人消費は冷え込んだままでしょう。雇用の安定こそ、景気回復の王道であると訴えていきます。
安倍総理は、消費税の増税延期が公約の変更だから信を問うという詭弁を弄しています。憲法改正を掲げながら、解釈変更で集団的自衛権の行使容認を認めたことは、信を問わないのですか?公約になかった特定秘密保護法によって、情報統制を強めることはどうですか?
矛盾だらけの安倍政権、ご都合主義の安倍政権にストップをかけるため、全身全霊戦って参ります。皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。