7月15日(水)
国民の声を無視した暴挙!
憲政史上最も重い安保法案が自公により強行採決されました。審議は尽くされていないし、審議すればするほど、政府の曖昧な答弁に疑問は深まるばかり。
今日の特別委員会では、安倍総理自らが「国民の理解は進んでない」と明言し、強行採決に踏み切った浜田安保法制特委員長も、個人的には10本の法案を1つにしたからわかりにくくなったと弁明していました。
ならば、なぜそんなに急ぐのでしょうか。米議会との約束が、国民への説明よりも優先される道理は何なんでしょうか。怒りというよりも、悲しい気持ちになりました。
113時間の審議中、安倍総理は終始一貫、野党の質問に対して、真っ正面から答えようとしていませんでした。肝心なところをはぐらかす。リスクを正直に語らない。独りよがりの自説をだらだら喋る。実に不誠実な態度でした。ただひたすら自分の悲願、宿願を叶えたい裸の王様です。
大多数の国民が反対するなか、歯止めなく派遣されることになる自衛隊が気の毒です。安倍総理は、決めてしまえばそのうち国民は忘れるだろうとでも考えているのかもしれませんが、国会周辺で夜遅くまで反対行動を続ける若者や女性たちは、この暴挙を絶対に忘れないと思います。
夕方、地元に戻りましたが、自民党支持者からも「安倍さんはやり過ぎだ」「なぜ自民党の他の議員は何も言わないのか」との声を多く聞きました。本当にそう思います。
闘いは明日も続きます。諦めずに頑張ります。