７０年前の長岡空襲

８月１日（土）

１９４５年８月１日午後１０時半、突然の空襲で長岡は市街地の約８割が焼野原となりました。夜の闇のなか逃げ惑う人々の恐怖はいかばかりだったでしょう。
実に、１６万余の焼夷弾が投下され１４８６人が犠牲となりました。

加茂中学校で英語を習った女性教師は長岡市出身でした。
「あの時の恐怖は一生忘れられない。どんなことがあっても戦争だけは二度とごめんだ」とよく話していたことが忘れられません。

宮内庁は戦後７０年にあたり、昭和天皇が戦争終結の「聖断」を下した皇居の「御文庫」の写真や「玉音放送」の原盤を公表しました。
「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、きわめて大切なことだと思っています」今年の年頭所感で延べられた天皇陛下のお言葉と、高齢をおして今もなお遠い戦地を訪ね慰霊を続けられる両陛下のお姿を胸に刻む日です。