12月4日(日)
いわゆる「カジノ解禁法案」が先週、衆議院内閣委員会で強行採決され、自民党は今週中にも衆議院を通過させると息巻いているようです。
TPP承認案、年金カット法案に続いての暴挙です。
とうとうここまで来たか。。。
いつまで経ってもアベノミクスは道半ば、トランプ次期米国大統領からはTPP離脱を早々に宣告され、北方領土に関しても、風向きが不安定。
となれば、いろいろ焦りが出てくるのでしょうね。
それにしても、カジノ法案が安倍政権の救世主になるとは思えません。
カジノが我が国全体の成長戦略の柱になるとは思えないし、勤勉に働き生計を立てている国民の生活を豊かにするとは思えないからです。
むしろ国家が賭博を奨励するような法律を作ることの危うさ、ギャンブル依存症や青少年への悪影響、シンガポールや香港などが成功したのだから、日本も東京オリンピックまでに急いで整備しようとする安易な発想に、ガッカリしています。
数の力といって、いくらなんでもわずか5時間半程度の委員会審議で、強行採決って、あまりにひどすぎませんか?
連立政権を組む公明党だって納得できていないし、党内議論が収斂していない。
そんなに急ぐ理由はなんですか?
今週から国会にも復帰する予定です。
うんざりするほどの強行なやり方、もうこれ以上、好き勝手を許してはなりません!!