10月5日(木)
東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機は新規制基準に適合すると原子力規制員会が認めたそうです。安倍首相はこれまで「原子力規制委員会が世界で最も厳しいレベルの規制基準で徹底的な審査を行い、これに適合すると認められた原発は再稼働を進めたい」と国会で答弁してきました。でも日本の基準は「世界で最も厳しいレベル」ではありません。欧州と比べて一周遅れなどとも言われています。
規制委がゴーサインを出したことで、安倍政権は再稼働に向けて次の段階に進みます。新潟県への圧力をより強めるということです。米山隆一知事に「再稼働を認めないなら、政府は新潟県の要望を聞かない。聞いてほしいなら再稼働を認めろ!」と迫るということです。知事が政府の圧力をはねつけるには「県民の民意」という力が必要です。それを示すのが選挙です。
県民が選挙で自民党を選べば「再稼働を容認」、非自民を選べば「再稼働阻止」の意思表示をしたことになります。「再稼働阻止」なら、知事も政府に「民意に従っているまでです。政府は民意を無視するつもりですか」と反論することができます。
これで選挙の争点がさらに明確になりました。「原発再稼働ノー」が県民の民意であることを選挙ではっきりと示しましょう!