4月2日(木)
安倍総理は4月1日、全世帯に2枚ずつ布製マスクを配布することを「英断」されました。国民生活や社会全体に不安と不信がどんとん広がり、リーマンショックや東日本大震災を超える危機とも言われているのに、未だに確約できるのは「マスク2枚」というのはピントはずれもいいところ。エイプリルフールのウソなのかと思ったほど。しかも全世帯に配布する経費は200億円?かかるらしい。あ然とする。
困窮する国民の生活を守るため、倒産や失業を防ぐため、やるべきことは他にあるというのに。各国の素早い対応と比べても、政府の対応はあまりに遅く、あまりにしょぼい。国民一人あたり10万円以上の現金給付で家計を支援すると共に、消費喚起の観点から消費税率の引き下げ、さらには所得税・住民税、社会保険料、公共料金の支払い猶予などもっと具体的に、もっと大胆に、もっと迅速に、政府の方針を示すべきではないでしょうか。中身が伴わないパフォーマンスはもう要りません。国民の明日の暮らしが少しでも安心できるよう、経済対策、生活補償策を示してほしいと思います。