「空前絶後」の中身とは。

5月27日(水)

25日(月)、緊急事態宣言が全面解除されましたが、再流行を警戒しながら、引き続き緊張感を持って対応していきたいと思います。また本日、第2次補正予算案が閣議決定されました。1次補正と合わせて「空前絶後の規模」にふさわしい中身になっているのか、真に、困窮する国民生活や経済を支えるものになっているか、丁寧に審議していく必要があります。

web代議士会。緊急事態宣言は解除されましたが、感染防止対策のため、引き続き、webを活用していきます。

緊急事態解除の総理記者会見、例によって大言壮語の羅列でした。「日本モデルの力を示しました!」と誇らしげに語られても、十分な補償がないまま約50日にもわたって自粛を強いられた国民からすれば鼻白むものでしかありません。現に、コロナ禍で1万人を超える人たちが雇止めや解雇に遭っているというのに。

文部科学部会。これからの学校教育に関する事項(教育内容・人員配置・設備等)について文科省からヒアリング。

会見の際に、これまでの総括について問われた安倍総理が「検証する段階ではない」と答えたことにも違和感をもちました。初動の水際対策の遅れ、医療体制の不備、突然の全国一斉学校休業、持続化給付金等各種支援策における支給の遅滞、30万給付から二転三転しての一律10万円給付、フリーランスや文化芸術団体への無策などしっかり検証、反省してこそ次の備えにつながると思うのですが。

国民の信頼あっての政治です。

3年以上にわたって月に数回、「賭け麻雀」をしていても賭博罪と認定されず、黒川さん本人が深く反省している、かけ金が少額だったなどと御託を並べて内規の軽い処分で、退職金はがっちり確保、そして、その処分を決定したのは法務省と。検事長の任命権は内閣にあり、その内閣が懲戒しないと判断しなければ、法務省が処分できるはずはありません。もはや何でもありです。安倍総理は「責任は私にある」と壊れたテープレコーダーのように繰り返しますが、責任をとる気は一向にないようです。

折り紙で作ってみました。

都内の公園にもようやく日常が戻ってきます。

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