第2次補正予算案。

5月29日(金)

歳出総額約32兆円、事業規模総額117兆円は、確かに「空前絶後」の規模です。売り上げが落ち込んだ企業や個人事業主への家賃補助や雇用調整助成金の増額、医療従事者等への慰労金、中堅・大手企業向けの融資の拡充、困窮学生への支援など私たち野党が求めていた事業が形になったことは評価します。

医療従事者の皆さんに感謝と敬意を込めたブルーインパルスの飛行。

国土交通部会。「Go To キャンペーン事業」についてヒアリング。1.7兆円かけて観光需要喚起。しかし、そのうち約3000億円が事務費。なぜそんなに高額なのか。

そもそもこの内容を第1次補正予算で編成していたら、今頃もっと多くの人たちの生活が救われているはず。

文部科学部会にて、コロナ禍で休校のハンディを抱えてしまった高校3年生は大学入試に不安を抱いてる。共通テストの後ろ倒しが必要ではないか、それがない場合には出題範囲の工夫が必要ではないか等議論されました。

それにしても、10兆円もの予備費(使い道が決まっていない予算)が計上されていることはにびっくりしました。全体の3分の1が予備費だなんて異常です。過去最大の国債を発行してまで組んでいる予算であり、国会での議論を経ずに好き勝手に使うことは許されません。また「アベノマスク」みたいなとんでもない事業や利権に使われる可能性もあるのですから、ここはしっかり議論していきたいと思います。

新型コロナウイルス合同対策本部会議。第二次補正予算案について政府からヒアリング。

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