令和3年度の大学入試日程。

7月2日(木)

共同会派文部科学部会を開催し、令和3年度大学入試日程等について文科省からヒアリングを行いました。

文部科学部会にて、大学入試日程等について文科省からヒアリング。

センター試験に替わり、今年度から始まる大学入試共通テストの日程は、当初の予定通り、1月16、17日に「第1日程」を実施し、長期の休校で勉強が追いつかない現役高校生が選択することができる「第2日程」を2週間後の1月30、31日に設けました。さらに、「第2日程」を風邪等の疾病で受験できなかった学生の追試験を2月13、14日に実施することとしました。

令和3年度大学入学者選抜日程。

安倍総理による根拠のない全国一斉休校による学習の遅れに加え、コロナ禍に乗じた「9月入学」に色気を見せた総理の言動によって、この間、何度も振り回され続けた受験生や保護者らからは、「来年の入試はどうなるのか」「大人の都合で私たち(子どもたち)の人生をもてあそばないでほしい」といった不安や苛立ちの声が私のもとにもたくさん届いていました。

例年に比べ、大幅に遅れることなく、6月中に入試日程が決まったことにまずは安堵するとともに、受験生の皆さんは合格に向け、受験勉強に集中し、精いっぱい努力を積み重ねて欲しいと思います。

他方で、今回、文科省が通知した今年度入試の基本的事項を示す「大学入学者選抜実施要項」が受験生にとって公平公正な試験になるのか、文科省から内容を聞き取るとともに関係者の意見も聞き、修正すべきや留意すべき点があれば文科省に要請していくことが私たち国会議員の役割でもあります。

野党コロナ対策本部会議にも出席しました。突然の専門家会議解散について、内閣府から説明を受けました。

文科省のヒアリングを受けた質疑応答では、「第1日程」と「第2日程」間の得点調整を行わない理由は何か。共通テスト用に作成された共通テストの問題とセンター試験の問題を使う追試験では問題作成方針が異なり、同じ土俵で比較できないのでは。など多くの疑問や問題点が挙げられました。

国会日程以外は地元活動。

東京を中心に再び、感染者数が増加しています。秋以降、第2波が襲う可能性もあり、現段階で決まったことが予定通り進められない場合も想定しておかなければなりません。文科省や大学等には受験生をこれ以上、不安に陥らせないよう、万全の対策と柔軟な対応をお願いしたいと思います。

下田で、ごぼう葉を手作りした笹団子を頂きました。今年は帰省できない子や孫のために配送する人が多く、注文が殺到しているそうです。

 

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