11月27日(金)
「桜を看る会」前夜の夕食会費をめぐり、我々野党がかねてから追求してきた通り、安倍前総理側が5年間で900万円以上とみられる差額を補填していたことが明らかになりました。安倍前総理が繰り返し「ない!」と明言していたホテル側の明細書や領収書も、実はあったことが判明。これが事実なら、1年以上もの間、安倍さんは国会でずっと虚偽答弁をしていたことになります。我が世の春とばかりに、国権の最高機関である国会を、最高権力者である総理大臣が軽んじ、愚弄していたのであり、事は重大です。
今週行われた予算委員会で、菅総理は「捜査中なので答弁を控える」「答える立場にない」と秘書官が差し入れる答弁メモの棒読みを繰り返していました。安倍政権を一番間近で支える官房長官として、国会で繰り返し答弁に立ち、安倍総理の虚偽答弁を全力補佐していたのですから、今さらその逃げはあり得ないでしょう。一兵卒になった安倍さんから国会の場に出て真実を述べるよう、菅総理は自民党総裁という立場からも働きかけるべきです。「国民のためにはたらく内閣」を標ぼうしているのだから。