8月19日(木)
南米などを中心に感染が広がり、既存株より感染力が強いとも言われる、新型コロナウイルスの変異株、「ラムダ株」の国内流入が確認されました。
問題なのは、羽田空港の検疫でラムダ株が検出されてから公表まで2週間以上も経過したことです。
感染された方が五輪関係者だったこともあり、東京五輪の開催を優先したのではないかとも考えられ、日本政府が「隠ぺいした」と米国でも報道されました。
また、18日も新型コロナウイルス感染症の新規感染者は全国で過去最多を更新しました。
このような危機的状況で、国民に生活に我慢をお願いしている中、自民党公明党幹部が食事を伴う会談を行いました。
国会議員の会食・パーティーが報道される度に、国民の怒りを呼んできたにもかかわらず、こうした行動に及ぶことは本当に考えられません。
私の地元でも、自民党関係者は100人を超える集会を開催していることを聞くにつけ首をかしげたくなります。
自分たちだけは特別という意識は、「ぼったくり男爵」とも揶揄される、バッハIOC会長並みではないでしょうか。
私も無事に二回目のワクチン接種を終えることができましたが、政治活動や日々の生活に際し、感染症拡大防止等に引き続き最大限の注意を払っていきたいと思います。
全国的に感染爆発が起きているともいえる現状で、緊急事態宣言の期限である9月12日に、本当に宣言は解除できるのでしょうか?
感染状況も鑑みて、衆議院解散総選挙は9月上旬に行うことを諦めて、自民党総裁選後になるのではないかといわれ、自民党内では権力闘争が繰り広げられているようです。菅総理は、コロナ対策、ワクチン接種を政権維持の材料にしている節があります。
私たちはコロナ対策をいたずらに政争の具にする思いはありませんが、国会の場での総理の説明を求め、政府の対応を質す必要があります。
子どもたちは夏休みの最中ですが、国家の危機に国会が休んでいることは許されません。一日も早い国会開会を求めます。