5月13日(金)
新潟県知事選挙が告示されました。
1期4年間の花角県政の評価と今後4年間の県政のかじ取りをどう考えていくか。多くの県民の皆様に真剣に考えて頂く良い機会となります。
今回、立憲民主党新潟県連は独自候補の擁立を断念し、自主投票になりましたが、私個人としては、新人の片桐なおみさんを支援したいと考えています。
まずは、無投票となりそうな中で、勇気をもって立候補されたことは素晴らしい決断だったと思います。ウクライナの原発が戦争に巻き込まれたことを対岸の火事とせず、世界最大級の柏崎刈羽原発の再稼働に明確にNO!と表明していることを心強く思います。この間の東電による数々の不祥事からしても、原発事業者としての適格性を欠き、安心安全な原発とは到底言えなくなりました。一日も早く原発に依存しない、クリーンな再生エネルギー基地としての新潟県の繁栄と発展の道を選ぶべきだと考えます。
また、子育てをしながら会社経営の最前線に立ち、大きな手腕を発揮されてきた実力を新潟県のリーダーとして発揮されることが期待できます。行財政改革にもっと深く切り込んでほしいと思います。
残念ながら、この4年間、新潟県のリーダーの顔は全国的にはほとんど存在感がなかったと思います。コロナ対策も国の方針に追従するばかりでしたし、病院の再編問題に関しても厚労省の言いなりのように見えました。大きな失政はなかったものの、何をやったのかはっきりしません。さらに、県民党を掲げて初当選したわりには、県政運営や各級選挙で自民党にガチガチに縛られていました。
何よりも、これから国が再稼働を目指す柏崎刈羽原発について、ご自身の考えを明確にしない姿勢に疑問をもちます。前回選挙では、職を賭して県民に信を問うというようなことをおっしゃっていましたが、それはどのような手法なのか、いまだに真正面からお答えになっていません。よもや自民党が多数を占める県議会での採決によって、信を問うたとしてしまうことだってあり得ると思います。
国会開会中であり、物理的にどれだけ動けるかわかりませんが、できるかぎり新人の片桐さんを応援していきたいと思います。
新潟県初の女性知事が誕生することを望んでいます。