6月16日(木)
第208通常国会が閉会しました。
国会議員に支給される「調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)」の使途公開が先送りされました。
「今国会で結論を出す」と与野党で合意していたにもかかわらず、自民党は私たちが求めた、幹部級の協議にも一切応じず、一方的に約束を反故にしました。
国民の血税を原資とする資金であることからも、出来る限りの説明責任を果たすべきであり、第2次安倍政権以降、買収事件や収賄が相次ぎ、「政治とカネ」に関して失墜している国民の信頼を少しでも取り戻す努力を行おうとしない自民党の姿勢には強い怒りを禁じえません。
私たちが提出した、18歳女性との飲酒等の問題が報じられた吉川赳衆議院議員に対する辞職勧告決議案に対しても、自民党は取り扱おうとしませんでした。
吉川議員は、自民党を離党はしましたが、議員辞職はせず、何ら説明も行なわず、さらには衆議院本会議にも出席しませんでした。衆議院議員としての資格にかけていることはもはや明らかです。
比例代表として、自民党が得た票によって衆議院議員となっている方であり、岸田派のホープだとも言われています。自民党総裁、岸田派会長である岸田総理自ら、吉川議員に議員辞職を求めてしかるべきです。
今国会、立憲民主党は、21億円のロシアとの経済協力事業が盛り込まれている本予算案、遅い・小さい・中身がない補正予算等、反対すべき事案には当然反対しましたが、政府が提出した法案・条約の約87%には賛成しました。
決して批判・否定ばかりしているのではなく、国民に資するものであれば賛成し、反対する場合にも前向きな提案を極力行ってきました。
いよいよ6月22日には参議院選挙がスタートします。熱い戦いとなりますが、私も全力で頑張ります。