資質も適格性も欠ける文部科学大臣は即刻退場を!

2月8日(木)

盛山文部科学大臣が旧統一教会の関連団体から支援を受けていたことが明らかになりました。

朝日新聞の記事によると、2021年10月の衆議院選挙の際に旧統一教会の関係団体「世界平和連合」の会合に出席し、その場で推薦状を受け取り、選挙期間中は世界平和連合の会員10~20名が連日、盛山大臣の事務所名で有権者に電話をかけ投票を呼び掛けたと関係者が話していて、紙面には推薦状を手にする盛山大臣の写真まで掲載されました。

このとおりであれば、相当手厚い選挙応援であり、まさにずぶずぶの関係です。

盛山大臣は以前に自民党が公表した旧統一教会との接点に関する点検調査に対して、この衆院選の時以外の会合に一度挨拶したことのみを認め、選挙の支援を受けたことは報告していませんでした。

盛山大臣は、東京大学法学部卒業後、国土交通省で30年近く勤務した経歴や、文部科学大臣就任後の文部科学委員会等での答弁ぶりを見ても、記憶力に相当優れている方だと思っていましたが、「報道があるまでは正直覚えてなかったが、薄々思い出してきた」と、とぼけた答弁をしたことに呆然としました。

さらに、文部科学省は宗教行政を所管しており、旧統一教会に対する解散命令請求に関する行政府の長が、実は旧統一教会とずぶずぶの関係にあったとすれば、文部科学大臣として不適格です。

岸田首相は旧統一教会との接点が次々と発覚した山際元経済再生担当大臣を更迭したのに、なぜ盛山大臣は続投させるのでしょうか。

任命権者として岸田首相の責任も厳しく問われます。ここは潔く辞任・更迭すべきです。

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