8月24日(土)
天王洲銀河劇場に行ってきました。モノレールの駅にほど近い、小さくてモダンな劇場にやってきたのは、南アフリカ生まれのドラムストラック。アフリカのドラム音楽とダンスを子供向けにアレンジした、観客参加型の新しいパフォーマンス・グループです。どうりで子供連れの観客が多いわけだと納得。芸術性はとても高く、大人でも十分楽しめました。
劇場に入ると座席の一つ一つに、アフリカ風の小さな太鼓が置いてあります。子供達は開演前から、太鼓を敲いて大騒ぎ。ドラムストラックのパフォーマーが歌と踊りとドラムを始めると、子供達は真剣な眼差しでリズムをとっていました。私も思わず手が赤くなるほど力いっぱい太鼓を敲きました。
アフリカのドラム音楽が日本の子供達の心を鷲掴みにしている姿を見て、子供が喜ぶものって世界共通なんだなぁと改めて思いました。国連の難民キャンプでは、心に傷を負った子供のケアのためにドラム音楽が活用されていると聞きます。ドラムストラックは仙台でも公演したそうですが、被災地の子供達もきっと癒されたに違いありません。
遠くアフリカの情熱的な音楽に心踊った1日となりました。