11月13日(日)
今日は、三条市下田の諸橋轍次博士記念漢詩大会に出席しました。
中国語に馴染みのない日本人がこんなに上手に詩を作れるなんて本当に驚きです。
わたしは、中国に留学した時、授業のなかで漢詩を習ったことがあります。
中国では、小さな子供でも難しい古詩を流暢に諳じるので、大変驚きました。
日本人が漢詩の歴史やルールを学び、母語の日本語で考えて、訓読の方法で独自に作詩するのですから、今日の参加者は本当に優秀だと感心します。
この漢詩大会は今年で8回目を迎え、駐新潟中国総領事館の何平総領事もご来賓としてご出席下さいました。
日本全国40都道府県から応募があり、573首が審査対象作品となりました。
最高齢入選者は96才、また100才以上の詩人が二人参加されたと聞きました。
また、学生の部では、県立分水高校や国際情報高校、日本文理高校の生徒さんの詩が、多数入選されました。
高校の授業で積極的に漢詩を学ぶことはとても素晴らしいことだと思います。
想像の翼が広がり、若い感性が凝縮している作品はとてもみずみずしく、意外性も感じました。
東洋文化史上に燦然と輝く偉業を成し遂げた諸橋轍次博士のご遺徳が、こうしてふるさとに、後生に、しっかりと受け継がれていることを喜ばしく思います。
また、今年で22回目のひこぜん祭りにも参加させて頂きました。
新米250キロ以上が炊かれ、大きなひこぜんになりました。
香ばしいえごまの香りが食欲を誘います。
男も女もみんなが協力して作業するから、なおさら美味しいですね!
若衆による太鼓も見事でした。ありがとうございました!