5月29日(金)
歳出総額約32兆円、事業規模総額117兆円は、確かに「空前絶後」の規模です。売り上げが落ち込んだ企業や個人事業主への家賃補助や雇用調整助成金の増額、医療従事者等への慰労金、中堅・大手企業向けの融資の拡充、困窮学生への支援など私たち野党が求めていた事業が形になったことは評価します。
そもそもこの内容を第1次補正予算で編成していたら、今頃もっと多くの人たちの生活が救われているはず。
それにしても、10兆円もの予備費(使い道が決まっていない予算)が計上されていることはにびっくりしました。全体の3分の1が予備費だなんて異常です。過去最大の国債を発行してまで組んでいる予算であり、国会での議論を経ずに好き勝手に使うことは許されません。また「アベノマスク」みたいなとんでもない事業や利権に使われる可能性もあるのですから、ここはしっかり議論していきたいと思います。